ちょうどA-1を買ったころに買ったものを復活させました。買った時期が同じなだけでお互いになんら関連のないものですが、無理やり復活ブームとしてみました。
LION2
製図用具セットです。あまりこういうことは記事にしないと3月に書いておきながらその続編になってしまいます。このセットはA-1を買った頃、自分が大学生のときに学校で買ったセットになります。その後、どういう経緯だったか忘れましたが、こどもの手元にありました。こどもが小さいときに欲しいとでも言われてあげたのでしょうか。

それが、ここへきて実用として使われるときがきたようです。即ち大学の授業で使う必要がでてきたということです。学校でセットも売っているらしいのですが、スプリングコンパスも入っていないセットらしく、こどもが家にあるものと見比べて、スプリングコンパスも入っているし、こっちの方が……かどうかは別にしても、少なくともこれで良いかと思ったようです。問題は、こどもが小さいときに宝物感覚であげたためか、コンパスに針が入っていなく、ディバイダーも入っていませんでした。こどもが針だけで売っているかなぁと言ってきたので調べたところ、既にメーカーが製図用品から撤退して絶版になっていました。しかし一時期メジャーなメーカーだったようでフリマアプリで同メーカーのセットを見つけることができました。カメラ関連品とは異なり健全な値付がされており、使わなくなったものに値が付けば…という程度の値付けだったので針欲しさに買い求めました。実際物が届いたので早速針を移植、更にディバイダ―も入っていたので、家にあったセットに入れたらぴったり収まりました(デザインが若干変わっていてコンパスと統一感がありませんが)。これで一応使えるセットの復活です^^

正直、わざわざ復活させて使うほど価値のあるものでもないし、どうせ今から使うならステッドラーのセットでも買えば良いのにと思うぐらいですが、使う本人がこれで良いと思うのならばそれはそれで良いかなと思います。とりあえず自分もそうであったように差し当たっては図学の授業で使うようです。それで、思ったのですがおそらく学年が進んで機械製図の授業に入ったときには、今時製図版に向かってドラフターで描くなどということは無くCADなのではないかと思っています。そう考えるとこのセットは図学が終われば再び出番はなくなるのかもしれません。

なにはともあれこのセットは買った場所へ里帰りし、再び実用に供されることになりました。あのときほどヘビーに使われることはないかもしれませんが、あの場所で今度はこどもの手によってまた使われるんだと思うと感慨深いものがあります。

繰り返しますがステッドラーでも買えば良いのにと思っているところ、使う本人からこれで良いやと言ってきたのでそうしているだけで、感傷に浸るために無理やり古いものを押し付けて使わせているわけでは決してありませんのでそのあたりは誤解なきよう^^